Spiral
6年前に亡くなった幼なじみから届いた一通の手紙と、一本のフロッピーディスク。 そこに記録されていたのは、記憶と感情が歪んで再構築された、かつての団地の姿だった。 『Spiral』は、重力を操りながら崩れた空間を探索し、散り散りになった記憶の断片を拾い集めていく一人称 / 三人称視点ホラーアドベンチャー。 語られなかったかつての想いと向き合い、忘れられた過去と再び対話する、静かで痛みを帯びた物語体験です。
このゲームについて
――重力を操り、記憶を辿る。これは、閉じられた過去と向き合う、静かな対話の旅。
6年前に亡くなった幼なじみ・サユリから、一通の手紙が届く。
「お願いしたいことがあるんだ。きっと、あんたにしか頼めないもの。」
そこには、何の説明もなく、古びたフロッピーディスクが同封されていた。
訝しみながらそのソフトを開くと、画面に現れたのは、
記憶の中の団地を忠実に再現した――異様なゲームだった。
かつて過ごした場所、失われた時間、燃やされた言葉たち。
ミカはプレイヤーとしてではなく、「誰かを赦すために」その世界に足を踏み入れる。
「壊すことでしか、自分の居場所を証明できなかった」
「信じることが、いつか裏切られる痛みに変わるのが怖かった」
歪んだ空間を、重力を変えて歩きながら、
拾い集めるのはサユリの“記憶の断片”と、自分自身が壊してしまった何か。
それらは少しずつ、過去の傷をあぶり出し、
ミカ自身が見ようとしなかった「真実」へと導いていく。
物語は4つの周回で構成され、世界はそのたびに姿を変える。
特徴
重力を操る探索アドベンチャー
壁を歩き、天井に立ち、上下の感覚が失われていく空間をさまようことで、記憶の奥深くへと潜っていく。一人称 / 三人称の切り替え機能
周囲の環境を見渡す三人称視点、ファインダー越しの一人称視点。プレイヤーはその場・その時に応じて視点を切り替えながら進む。
5つの周回構造と変容する世界
進むたびに開かれる場所、変わってしまう風景。再現された団地は、静かに形を変えながら、プレイヤーの心を試してくる。戦えない恐怖と、“理解しようとする勇気”
この世界に攻撃手段はない。逃げることしかできない存在が徘徊する中で、あなたは“彼女”の記憶を一つずつ紐解いていく。音楽、日記、写真――記録と記憶が交差する
散りばめられた遺品たちを通じて浮かび上がるのは、誰にも言えなかった言葉と、赦されなかった感情。